■2020年東京五輪のエンブレムについて、
製作者佐野研二郎さんと大会組織委員会に
よる会見がありました。
8月5日午前10時53分(東京都港区)
記者会見では盗用との指摘について、
「事実無根」と否定する佐野研二郎さん。
会見の一問一答は以下の通りです。
(問)--デザインのオリジナリティーについて、考えていることは--。
(佐野さん答え)
全く問題ないと考えている。全体を見ていた
だければ全く別の物で、デザインはパラリン
ピックと対になっている。
(彼はやってない)
(問)--ベルギーの劇場のロゴとの違いは--。
(佐野さん答え)
デザインの考え方が全く違う。デザイン化
している対象が違う上、書体も全く違う。
日本人として誇りを持って作った物。
5年後の2020年のオリンピックに向け
て、皆さんのお力でこのデザインを成長さ
せていけたらと思っている。
(カメラのことはしりません)
デザイナーから(使用停止を求める)書面
が届いたことへの対応、黙殺もあるのか--。
(組織委)
こちらは正式なコンペティションを経て、
参加した104人の代表として佐野さんが
いる。黙殺はせず、返答はします。
(無実を訴えます)
(問)--海外の作品と似ていると言われ始めて、どう感じている--。
(佐野さん答え)
デザイン的には何の問題もないが、この
1週間は落ち込む時もあった。残念で寂しい。いろいろな物に影響されることはある
が、私はアートディレクター、デザイナー
として、物をパクる(盗用)ことはしたこ
とはありません。
(誰かに入れられたんです)
(問)--スペインの作品と色が似ていると言わ
れていることは--。
(佐野さん答え)
スペインの作品は報道で初めて知った。
色が似ているという話が出たが、私は
似ているとは思っていない。
心外な気がした。
(トコトン闘います!)
(問)--五輪スポンサーの反応は--。
(組織委)
トップスポンサーとのビジネスの準備は
順調に進んでおり、ロゴは7月24日の発表
の日から使えるようになっている。
それが世界的な商標を確保しているという
ことだ。本日の説明をもってデザインの
オリジナリティーについては信じていただ
けると思っている。エンブレムの使用者か
らは非常に高い評価を得ている。
デザインは日本の皆さんに勇気を与えた。
亀倉さんに次ぐ作品を生み出そうと数カ月
間やってきた。そういう思いでデザインを
育てていきたいし、皆さんに育てていって
もらいたいと思っている。
(これは不鮮明だ!)
(問)--スポンサーからは問題にする声は出て
いないということだが、意図に反して法的
に争われることになった場合の対応は--。
(組織委)
(ベルギーからの)書面への対応を慎重に
IOC(国際オリンピック委員会)とやりと
りしており、この場でお話はできない。
著作権の模倣に当たるかどうかは、客観的
に「危ない」と発言している弁護士の方は
いない。スポンサーの方からは懸念の表明
もないですし、こちらは「何ら問題ないで
すよ」と申し上げ、粛々と進めていきます。
☆ほんで、
冨田被告は、窃盗罪で有罪判決。
(罰金11万円)
控訴はしないそうです。
(これ以上やっても意味がありませんので)
今の気持ちは、
(ギィ!)
■つづく。